本文
ニューストピックス(2013年4月1日)
岡山市消防団富山分団に新しい分団長と2人の女性団員が任命されました。
4月1日、岡山市消防団長の井口泰男氏から、岡山市消防団富山分団の新しい分団長として岡 正恒さんが任命されるとともに、団員として平井あゆみさんと出原佳惠さんの女性2人が任命されました。
この3人はいずれも海吉福吉町内会員で、同町内会から分団長が選出されたのは初めてのことです。
早速、4月6日に 岡 新分団長から出原団員に対して、富山分団消防機庫において辞令書が伝達されました。
また、翌4月7日には、海吉福吉公会堂において町内会員が見守る中、岡 分団長から平井あゆみ団員に辞令書の伝達が行われました。岡 分団長と平井、出原両団員の就任を祝福すると共に、3人の活躍を期待する声や励ましの声が上がるなど、和やかな伝達式となりました。
女性が消防団員となるにあたっては様々な思いに悩まされた後の決断だったと思いますが、ここで2人の思いと決意を紹介します。
平井 あゆみ
☆ 入団経緯
前々から消防団に興味を持っておりました。町内会議で入団を勧誘され、女性でも皆さんの役に立つことが出来るのであればと思い入団しました。
☆ 今後にかける思い
女性団員が、もっと増えて活気のある富山学区にしたいと思います。
消防団が昼夜を問わず活動している姿を多くの人に知ってもらうための活動をしたいと思っています。
出原 佳惠
☆ 入団経緯
町内会議で、女性消防団の話を聞き興味を持ちました。男性団員では出来ない女性の特性を生かした活動をすることで、お役に立てるのではないかと思い入団しました。
☆ 今後にかける思い
家庭と消防団の活動を両立させたいと思います。入団したからには頑張りたいと思います。
お二人は、お子さんから「かっこいい、お母さん頑張って」、「お母さんは凄い、頑張ってほしいです。」と応援の言葉をもらうなど、ご家族から力強く送り出してもらったそうです。
女性団員の誕生は、岡山市消防団富山分団にとって初めてのことです。女性ならではの観点からの活躍が期待されます。
また、このことは他の男性団員の刺激にもなり、団員の活動意欲と士気の高揚に繋がり、ひいては富山学区の安全・安心になお一層貢献すること間違いありません。
(文・写真:長畑)