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ニューストピックス(2010年9月25日)
“竹筒でご飯を炊こう”で楽しみました
9月25日午前、平素は倉安川の水質改善や川辺の環境保全にがんばっている富山の自然を楽しむ会(實村 貢代表)は、会のコンセプト「楽しみながら富山の自然に触れ、地域の環境を大切にする心を育てる」ことの一環として、富山公民館で「竹筒でご飯を炊こう」の会を開きました。
参加したのは幼稚園児と保護者、それに小学生から大人までにスタッフも交えた29名。これを6つのグループに分けてまずは自然素材の竹(孟宗竹)の準備からスタートです。
調理実習室では、和やかにお米とぎ、そして牛蒡・人参・油揚げ・コンニャク等を刻み、鶏肉はフライパンで醤油とみりんで甘辛く濃い目に味付けして具つくりです。
次いで、竹筒にお米と同量の水に具を加えて、特製ドラム缶コンロの炭火に架けて加熱し、竹筒に熱が平均に加わるように適宜動かしながら、約1時間後にはおいしそうな香りがしてきて炊き込みごはんができあがりました。
ごはんには竹の香りが加わり一層おいしく、皆で揃っていただきました。
食べていた男の子が、「おいしいので、お母さんにも食べさせたい」とスタッフに申し出るなど大好評でした。
炊き上がるまでの時間は、小刀を使って竹箸つくりにチャレンジし、マイ箸でおいしそうに味わっている子どもたちの笑顔が印象的でした。
(今回の催しに使用した孟宗竹は、笠井氏(福泊)より提供していただきました。お礼申し上げます。)
(文:吉田、写真:實村)