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ニューストピックス(2007年12月25日)
なかよしクラブが、クリスマス茶会におじいちゃんたちを招待
12月25日、岡山市立富山小学校のなかよしクラブ朝日の間においてクリスマス茶会が行われました。
なかよしクラブは、小学校の放課後にお家に帰っても保護者が(仕事などで)いない低学年の子どもたちを、夕方まで預かる「学童保育制度」の愛称です。
今年も、平素お世話になっている学校・園の先生たちや、下校時の安全のために見守り活動をしてくださる子ども見守り隊のおじいちゃんたち、それに就実大学の茶道部の学生さんたちがこの茶会に招待されました。
エンジェルを模したクリスマス衣装を纏った小学生が、お菓子やお抹茶を携えてお作法よろしく静々とすり足で近づき、やがてお茶碗を客人の前に据えると、「どうぞ、ごゆっくりお召し上がりください」とおでこを畳に擦りつけんばかりに最敬礼。
先生は「どうぞ、足を崩してごゆるりと」と言ってはくださいますが、なかなかどうしておじいちゃんたちは最後まで正座を崩さず、「結構なお手前」と目を細めながらも緊張の面持ちでした。
「こんなかわいい子どもたちを、なんで怖い目に遇わせてなるものか」・・・、おじいちゃんたちは思いを新たにしたのでした。
(文・写真:小野田)