頭高山緑地公園愛護委員会
 5月31日の日曜日は、最後の五月晴れに恵まれた。この日、我が学区最初のバードウオッチングが、新緑に萌える頭高山緑地公園一帯で開催された。講師は、太田さん。日本野鳥の会岡山県支部の多忙なスケジュールを調節し、この日の為に、時間を取ってくださった。
 午前10時、土田町内会のアエル集会所に、子供ら大人まで総勢33名が集まった。
 この辺りに生息する鳥の説明や、双眼鏡の使い方など講習の後、講師を先頭に頭高山緑地公園の山頂広場へ向って歩きだした。
 鳥の声の聞こえる方向に一斉に双眼鏡を構えるが、鳥の姿は、木々の葉っぱに隠れてなかなか確認できない。それでも、若葉の新緑とウグイスをはじめとする鳥の声が、心を癒してくれた。

 講師が、出発前に、この辺りに生息する鳥の姿や、鳴き声などについて優しく説明して下さった。子供たちは目を輝かせて聞き入った。
 双眼鏡を持っていない人には、野鳥の会所有の双眼鏡を無償で貸し出し、その使い方についても優しく説明して下さった。
 さあ、バードウオッチングに出発、鳥の姿が見えると全員同じ方向に双眼鏡を構える
 登山道の途中でも、あちこちから鳥の声、だが姿は、なかかな確認できない。
 山頂広場でも、鳥の声を追いかけて、必死に双眼鏡を構えるが、なかなか鳥は見えない。
 この音は、確かにキビタキの鳴き声、すぐ近くで聞こえる。みんな一斉に双眼鏡を構えるが、木々の葉っぱが邪魔をし、なかなか鳥の姿は見えない。
 出発地点に帰り、一休み。今日の観察会で出会った鳥たちを講師の太田さんと一緒にチェック表で確認した。姿は見えなかったが、鳴き声が聞こえたものまで含めると、キビタキをはじめ、スズメからウグイスまで約12種の野鳥が確認された。
参加者の中には、頭高山緑地公園に初めて来た人もいた。山頂広場では、ほぉ〜!意外と広いんだ。見晴らしもいいね!。驚きの声が聞こえた。今後この公園が、竜之口学区のシンボルとなり、学区民に広く愛され親しまれていくことを願っています。
 最後に、講師の太田さんより、日本野鳥の会岡山県支部主催の野鳥観察会が、毎月2回岡山後楽園で開催されていることを紹介されると、みんな目を輝かせて、一度は参加してみたいと答えていた。