「保護司の仕事と役割」

保護司は、地域社会の中でボランティアとして、犯罪を犯した人や非行に走った人たちの立ち直りの援助や、地域住民からの犯罪や非行の予防に関する相談に応じ、必要な助言・指導を行うなど、更生保護行政の重要な役割を担っています。

保護司は、保護司法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(本質的には民間のボランティア)です。保護観察官(更生保護に関する専門的な知識に基づいて、保護観察の実施などに当たる国家公務員)と協力して、活動しています。

犯罪や非行をした人も、何らかの処分を受けた後は、地域社会で生活を続けます。

更生保護とは、国が民間の人々と連携して、犯罪や非行をした人が地域の中で早期に更生できるよう助けるとともに、地域の犯罪や非行の予防を図る活動です。

更生保護を実施する国の機関は法務省ですが、その地方機関として、地方更生保護委員会(高等裁判所の管轄区域ごとに全国8カ所に置かれ、少年院や刑務所に収容されている人の仮釈放に関する決定を行う機関)及び保護観察所(各都道府県に置かれ、保護司をはじめとする地域の人々の協力を得て、保護観察や犯罪予防活動などを実施する機関)があります。

竜之口学区において法務省から委嘱を受けた保護司は下記のとおりです。

井上貴司 ・ 瀬尾知司雄 ・ 岡 干城 ・ 藤原文法