■本名:大森浩志 ■笛師、篠笛講師 ■号:浩龍 ■岡山市四御神在住・四御神町内会副会長 プロフィール |
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「とにかく澄んだ音色を一人でも多くの人に聞いてもらいたい」平成14年に西大寺観音院で開かれた「篠笛の響き」ではNHK大河ドラマの演奏指導などで著名な演奏家鯉沼廣行さんと金子由美子さんを招いてコンサートを開く、篠笛は日本古来の横笛を改良したもので、ドレミ調になっています。従って唱歌・民謡・演歌・ポップス・長唄となんでも吹けます。歌舞伎でも能管と一緒に使われます。NHK大河ドラマ「宮本武蔵」でお通さんが吹いていた笛です。だが、「尺八など他の和楽器に比べ、なじみが薄い」のが現状。普及をはかるため、平成11年岡山に帰省し、篠笛工房を開く。篠笛に出会ったのは大阪に勤務していた8年前。退職後に打ち込める趣味を探し、カルチャー教室を訪ねたのがきっかけだった。もともと音楽に興味があり「絵や陶芸と違ってやっている人が少なく、すき間産業だと思って・・・」と笑う。笛を吹くだけで飽き足らず、職人の下で作り方も修行。「本腰を入れるなら早いほうがいい」と定年後 岡山にUターンし、山陽新聞カルチャープラザで教室を開くと同時に自宅に篠笛工房を構えた。地元の竜之口小学校で篠笛を教え、その際、篠笛20本をプレゼント。子供への普及にも努めている。学習指導要領の改訂で平成14年から中学校の音楽の授業で和楽器体験が必修になるなど追い風も吹いてきた |