大滝山 福生寺
備前市大内
3重塔
本堂
山門
真言宗の寺院。奈良時代、鑑真和上が開基したと伝えられる。感応年間(1350〜1352)足利尊氏が軍を瀬戸内市長船町福岡に進めたとき、尊氏の発願によって再興される。三重塔は1441年足利義教が再建し、室町期の様式がよく残っている。この三重塔と山門以外の僧坊はは康正年間(1455〜1457)、赤松、山名両氏の戦火で焼失した。本堂は天和年間(1681〜1684)、池田綱政によって再建された。備前48ヶ寺の一つである。