平成27年度 第1回 竜之口サイエンスラボ |
出前講座 平成27年7月31日 岡山市立芥子山小学校 指導:後川 |
今年も芥子山小学校への出前講座を行いました。記録係を含む3名のサポーターが後川先生に同行しました。芥子山小学校からも5人の先生がサポーターとして同席してくださいました。前半は、4年生24人、後半は、5〜6年生29人の2回にわけて実施しました。 |
【目的】 植物から色素を抽出し、それを用いて身の回りにある液体や物質を溶かして作った水溶液の性質を色の変化として観察する。 |
【導入】 水溶液ってなんですか・・・・・ 身近な洗剤、石鹸などの表示欄を見せて、弱アルカリ性、弱酸性という表 記から、酸性、中性、アルカリ性の世界へ導いていく。 |
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酸性、中性、アルカリ性とpHの関係まで導いていきます。 |
【準備】 紫キャベツから色素液を作成 | |
1.紫キャベツの入ったナイロン袋に 水を入れて揉むと紫色の色素液が できる。 2.液体だけをビーカーに移す 3.スポイトで試験管5本に5mlずつ 入れる |
4種類の水溶液の正体を突き止めろ! | |
試験管A,B,C,Dにレモン水、食塩水、 セスキ炭酸ソーダ水、ポカリスエットの どれかが入っている。 色、透明度、臭い、を観察してみよう 酸性かアルカリ性かよそくしてみよう pH試験紙で反応をみてみよう。 試験管Aには、何が入っているか 分かったな? 試験管Bは・・・・ |
水溶液の性質を紫キャベツの色素液の色の変化でしらべてみよう。 | |
酸性〜アルカリ性により赤色から緑色に変わりました。 先生は、さらに、強酸性液、強アルカリ性液を用いて7色に変化させてくれま した。 どちらが酸性かな〜。 |
人工イクラ型マジックボールをつくろう | |
1.粉末のアルギン酸ナトリウムが入っている試験管に紫キャベツ色素液を 入れる 2.キャップを閉めて、はげしく振って粉末を溶かす 3.アルギン酸ナトリウムを溶かした色素液を塩化カルシウム液を入れた ビーカーに 一滴ずつ落とす 4.水面いっぱいに人工イクラができたら、ガーゼをしいたビーカーにうつす。 5.空のビーカーに水道水を入れ、その中でガーゼに包んだまま人工イクラを洗う 6.人工イクラをガーゼから取り出し卵パックに10〜20個ずつくらい入れる。 7.性質を調べてみたい水溶液を人工イクラがひたるまで入れて、水溶液や人工 イクラの変化を観察する。レモン水を入れると、何色に変わったかな |