平成24年度   第11回 サイエンスラボ
  電気くらげの正体は??〜 静電気現象の謎を探れ 〜
竜之口小学校 平成24年12月25日
導  佐藤

【導入】  ポリプロン製のヒモ(PPテープ)を束ねたばねたものを”魔法の布”でこすると、ヒモが四方八方に広がることを示し、静電気によることを思い起こさせる。   (写真2)
実験と考察】  
実験1)  ヒモの帯電から静電気現象を解析する。
(1)  PPテープを自作し、現象を確認する
(2)  (1)で、ヒモとヒモの間に、”反発力が働いていることを実感する。  (写真3,4,5)
(3)  ウール製のヒモをポリエステルの布で擦り、類似の現象を観察する。
(4)  (1)のヒモと(3)のヒモ間で”引力”が働くことを観察する。    (写真6,7,8)
ー以上の実験から学ぶことー
     (1)  二つの物質官の摩擦で、一連の現象が発現すること (実験2)
     (2)  「斥力」と「引力」があること
     (3)  (2)の二つの力は”距離を近づける被けると強まる”こと
     (4)  一連の現象は「プラスの成分」での成分と「マイナスの成分=電子」の概念で
         説明できること   「静電気」の用語の導入

実験2)  帯電系列を解析する
種々の物質(棒)と種々の布の組み合わせで、静電気発生の程度や極性に違いが゙あることを実験で確かめる。
帯電したビニール菅は軽いもの(テッシュペーパー)などは吸い付ける
帯電したビニール菅を水道水に近づけると落下する水が曲がる。
ー以上の実験から学ぶことー
      (1)  物質の接触で静電気が発生すること    (実験1の拡張=布や糸だけで
           なくプラスチックやエボナイトなど)
      (2)  帯電に系列(順序)があること
           (電子の移動しやすさの違いからプラスやマイナスになる順番が
            わかっている=帯電列と言う)
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実験3)  電気を貯蔵し、身体を通した電通を体験する
”ライデン瓶”に電気を貯え、通電を体験する(百人おどし)
(1) ライデン瓶(アルミ箔で作ったコンデンサー)を作成する
(2) 実験(2)の方法でつくった電気をライデン瓶に貯めて、手をつないで通電を体験する
ライデン瓶の概念と電気のため方 静電誘導の説明
電気を貯めるには静電誘導で引き合ってない電気を逃がすか、直接触れて発生さした電気を貯めるかの方法があります。貯った電気に感電してびっくり
まとめ
身の回りの静電現象について考える(着衣や車での体験、雷放電 等)
(仕組みとしてのーー”静電誘導”・”誘電分極”などーー  (ちょっと難しいかな))