平成24年度 第3回 竜之口サイエンスラボ 
 
 
                               平成24年7月23日 岡山市立芥子山小学校
                                          講師 : 佐藤 
 竜之口サイエンスラボは、今年はじめて、学区外への出前講座を行った。出前先は、芥子山小学校 、児童数1000人を超えるマンモス校です。理科実験サポーターに芥子山小学校の先生が加わっていたことから話がスムーズにまとまりました。参加人数を制限し、低学年50名、高学年14名になった。記録係、事務局を含む6名のサポーターが佐藤先生に同行、芥子山小学校からも3〜4名の先生が同席。佐藤先生の周到な準備と完璧なバックアップのもと、講座は順調に進行しました。

   
4階の教室に受付の準備は整いました。  スタッフは綿密な打ち合わせをし開講に備えます。 


「今朝何を食べてきましたか?」   参加者への問いかけから講座は開始されます。 
   
先生とボランティアスタッフの紹介です。  「食物連鎖」をたどると、食べ物の源には、
植物がある。  


「植物は、何を食べていますか?」 佐藤先生の問いかけは少しずつ核心にせまっていきます。  
   
植物の成長には、水、二酸化炭素、肥料の
他に、光が絶対に必要 です。
光って何だ。どんな色をしている。 


スペクトロスコープづくりに入っていきます 。ティッシュの空き箱が変身します。
   
   
光の取り入れ部分に「スリット」を付け、のぞき窓に回析格子を貼り付けます。
難しいところは、サポーターの先生が手伝います。 


不思議な箱をのぞいてみたら 
   
先生から、のぞき方を教わります。 太陽の光を見てみよう、太陽を直接見ないでね。 
   
赤色の下敷きを通して見るとどうなるかな。  色々な下敷きで試してみよう。 


不思議な箱をのぞいた結果を記録していきます。 
   
自然な太陽光と色の付いた下敷きを通った光の違いが、わかったでしょうか? 


植物が“みどり”に見える秘密が、少しずつ解き明かされていきます。 
   
  植物に吸収された光は、
どうなるのでしょうか?


『植物が、二酸化炭素をを吸収し、水を分解して
酸素を発生し、栄養物を生み出す、「光合成」に
使われます。 

こうして作られる栄養物は、動物や植物が生きる
ための栄養物となり、また、酸素は、「呼吸」に
使われます。 』
“みどり”に見える植物の葉っぱでは
赤や青の光が多く吸収されています。