阪神淡路大震災から早10数年が過ぎましたが、あの生々しい記憶を忘れてはなりません。災害は忘れた頃にやってくると昔から言われています。
 このたび、御南学区安全・安心ネットワークの主催で、2百名の老若男女の参加のもとに防災の集いが開催されました。

 行事の内容は、御南中グランド南東に設置された「防災スピーカーの試験放送訓練」、災害時等での「救急処置」、初期消火が大切な「消火訓練」、浸水予防の「土嚢作り」、高所からの救急「はしご車」、地震の体験「起震車」、最後に非常食「五目御飯」を試食しあっと言う間の2時間でした。

 災害が起こると消防がすぐ助けに来てくれる。と安心してはいませんか。道路が不通になると車は使えません。救急隊が駆けつけて来るまでは、地域のことは、地域で助け合わないとどうにもならない事態が考えられます。平素から災害時に備える準備をしておく必要を考えさせられた防災の集いでした。
 お世話を下さった中消防署、地区消防団員、日赤県支部など関係者の皆様ありがとうございました。