徳田和夫さん(49歳) 岡山市パワーリフティング協会 副会長 岡山商科大学ウエイト トレーニング部監督 |
今回、電子回覧板で話題となりました、「第21回世界ジュニアパワーリフティング選手権大会」に監督として派遣されました徳田和夫さんにパワーリフティングの競技や思いについてうかがいました。 |
パワーリフティングとは、スクワット(バーベルを肩に担いでしゃがんで立ち上がる)、ベンチプレス(ベンチ台に横になり、胸の上でバーベルを上げる)、デッドリフト(床に置いたバーベルを垂直に引き上げ、足と背中が伸びきるまで上げる)の3つのタートル重量で順位を決める競技です。また、各種目単位での競技もあるようです。 この3つの種目は、普段ウェイトトレーニングをする上で重要な動作で、様々なスポーツ選手がこのトレーニングを行っています。そういった中から力比べ、競争をする上でルールが設けられるようになって始まったのがパワーリフティングということです。 このパワーリフティングは若い人から60、70代の人まで幅広くいつでも始めることができ、練習をした分だけ成果が出るという努力のスポーツということです。 尚、ウェイトリフティングはオリンピックで行われているように頭上にバーベルを持ち上げるもので、力はもちろん、スピードとセンスが必要な競技で、バーベルという道具は同じですが、パワーリフティングとは大きく異なる競技です。 |
|
高校時代、テレビ番組に50才代で病気を10種類患いながらボディビルダーをしている方が紹介され、それに憧れてボディビルを始めようと決意されました。昭和50年、ボディビルを行いたかったようですが、岡山商科大学でトレーニングウェイトリフティング部に勧誘され入部されました。社会人になられてからはウェイトトレーニングを続けていましたが、平成7年、市のパワーリフティング協会の設立を機にパワーリフティングと関わるようになりました。公認審判の資格取得後、審判として出場したある大会で出身校である岡山商科大学が同好会として出場しており、その同好会に監督がいないことを知り自ら監督に就任されました。そして、今年岡山商科大学の教え子が、「第21回世界ジュニアパワーリフティング選手権大会」に出場したことから、監督として派遣され、現在に至るということです。 |
パワーリフティングの魅力について、徳田さんから以下のようなお話がありました。 | ||
● ● ● ● |
生まれ持ったセンスは必要なく、練習した成果がそのまま結果につながる競技です。 他の競技で挫折してしまってもパワーリフティングを始めることができます。 世界には70歳代の方も大会に出ていることからいつからでも長く競技を続けることができます。 パワーリフティングを通じて体の仕組みを知り、健康作りに役立ちます。 |
徳田さんは、パワーリフティングやウェイトトレーニングを広めることで、若い人には体と精神を鍛え、高齢の方には健康作りを行っていきたいとの思いを語って頂きました。 なお、パワーリフティングに出会いたい方は、パワーリフティングに関係している方に伺うのが早いことから、徳田さんに話しをして頂くか、ジムでパワーリフティングをされているコーチをみつけるという手段もあるとのことです。 |