【賞田Hotトピックス】 NO.43 戻る
賞田にある水車
【平成15年7月5日(土)】
賞田には古田樋尻川(こたひじりがわ)に一台の水車があります。場所は唐人塚古墳(かろうどづかこふん)の入口近くです。
岡山県北の、神郷町にある観光用水車のような華麗さはありませんが、元気よく回っている素朴な水車です。今日はそれをご紹介します。
水車の持ち主は賞田の塩見繁昌さんです。この水車は実用で使用され、ずっと昔から回っており、今後も回り続けます。
なぜなら、塩見さんの持っている田んぼは、やや水面より高く、そのままでは水が自然に田んぼに入らないので水車を利用して汲みあげる必要があるからです。
水車は6月中旬頃から回り初め、9月末頃には止まります。一年に3ヶ月半ほど回りますが、毎年防腐剤を塗ったり、時には大きな流木がぶつかり、こわれたりするので、修理や保守が欠かせません。みな塩見さんが自分で腕木の取替えなどもやっておられます。
今朝、写真を撮りにいったら、雨の中、水車独特の音をさせながら元気に回っていました。