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デジタルテレビ放送の受信 【平成19年6月10日】    地デジ情報DPA

地デジ、いわゆる地上デジタル放送が岡山でも昨年12月1日からはじまりました。私も今年一月から地デジに切替えました。切り替えるためにはどのようにすればいいのか、という話題がよくでます。、私の家の場合の例をご紹介します。

★電波について
まず、地デジが受信できるかどうかのアンテナの状態ですが、地デジは金甲山の送信アンテナから電波が発信されております。地デジの場合は、一般的にはアナログ放送よりより遠くまで届くといわれております。私の家の場合は、数年前に電波を遮る方向にピルが建設され、共視聴アンテナで引き込んでおりましたが、地デジに変更された場合は、直接アンテナで受信出来ることが専門の業者が測定して確認してくれましたので、アンテナを新設することにしました。

地デジ受信可能かどうかは電気店などにご相談されることをお勧めします

★アンテナレベル(信号強度)がテレビ側で60以上あること
この数値はアンテナや、プースター、分配器にどのようなものを使うか重要な要素になるようです。


★アンテナなど受信設備がデジタル放送に対応しているかどうか
私の家は15年前に新築した時の設備をそのまま使っていましたので、テレビ用の同軸ケーブル以外は全部、地デジ対応のものに取り替える必要がありました。工事費は色々な条件によって異なりますが、物品費に約6万円それに工事費がかかります。しかし、電波の強さや家の状況などにより不要な物品もあります。また電波送信所に近いところなど条件のいいところでは室内アンテナ程度でも鮮明に映るそうです。

なお、比較的新しく家を新築されたり、テレビ用の設備が新しい場合は、この費用は全くかからないことがありますので、詳しくは電気屋さんなどにご相談ください。

これに加え、デジタル放送受信のためのテレビ、または地上波に変換するコンバーターが必要になります。

★デジタル放送は衛星放送でチャンネルが増えます。
デジタルテレビ放送は地上波、衛星波ともとても鮮明でチラツキやゴーストが全くありません。また、衛星波は従来NHkBS1、NHKBS2の2波のみでしたが、これに加えNHKハイビジョン、BS日テレ、BS朝日、BS-i、BSジャパン、BS-フジの6CHが増えるほか、有料のWOWOW,スターチャンネル、CS衛星放送などが視聴できます。

地上波のチャンネルは従来と同じすが、同じチャンネルで同時に2番組を放送するときもあるので、結構多くのチャンネルが見えます。

地デジにするために取り替えた設備等は下記のとおりです。(我が家の場合)(H.F)

地上波アンテナ(UHFアンテナ)
地上波デジタル放送は、UHFアンテナで視聴できますが、デジタル用のものに取替えました。エレメント数は20エレメントのものにしました。これはアンテナの立地条件によるようです。
(下の写真はUHF用アンテナ20エレメント)↓
  
衛星用アンテナ(写真右)↓
衛星アンテナも私の家は衛星放送が始まったころから使っている古いタイプのもので、デジタルハイビジョンなどが受信できませんので、BSデジタルハイビジョン用(CS110度)のものにしました。
品 名 価格(円)
UHFアンテナ 4,720
衛星アンテナ 9,000
ブースター 25,400
ポール・マスト等 9,800
分配器 10,800
59,720
このほかに工事費などが必要です。また、使用する設備のメーカーや性能・販売店・購入時期などによって、価格は大きく変わることがあります。あくまでも参考にしてください。また、テレビを新たに購入する際に古いテレビの廃棄に約4000円くらい必要です。
  
屋外用ブースター(写真左)↑
ブースター(増幅器)も規格が古く、地デジに対応しているものに取替えました。
(電源部は屋内設置)↓
 
 
分配器(8分配用)・一本のメインケーブルを各部屋に分配するものです。
同じくデジタル規格に対応しているものに取替えました。写真は屋内8分配器↓
 
信号強度の測定
信号強度はテレビで測定できます。現在83〜84あり、最低値の60を大きく上回っております。

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