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『子どもの心を育てる』緊急アピールⅡ　　　No.50 『子どもの心を育てる』緊急アピール

【平成16年６月８日(火）】

先日、発生した佐世保市の女子小学生の殺人事件に関連して高島学区の幼稚園長、小学校長、中学校長連名で地域の皆様へ「子どもの心を育てる緊急アピール」が出されましたので以下に掲載します。
今回の事件は、その誘因がインターネットであったと報道されていますが、大変ショックでした。
ほぼ、一年前に長崎市で、12歳の中学校1年生が4歳の幼児を殺害するという大変痛ましく衝撃的な事件が発生しました。その時も、今回と同じく「こどもの心を育てる緊急アピール」が発出され、それを昨年7月24日に掲載しました。このような事件は、我々大人が一致協力して絶対に再演防止をしなければなりません。
当町内会のホームページは、高島地区「不審者情報」も、くさいものに蓋をすることなく、オープンで掲載してきました。アラームが出て、それを素早く感知できる社会は、正常です。
なぜなら、なんらかの手を打つことができたり、少なくとも心構えはできますから。
悪い情報を、いち早く、我々大人や学校が知るということも、大変重要なことだと思います。　　（H.F）

平成16年６月７目

地域の皆様へ

岡山市立高島幼稚園長　　大野鈴子

岡山市立高島小学校長　　三船　紘

岡山市立高島中学校長　　小林　登

　先日、佐世保市で、小学校6年生が同級生を校内で殺害するという大変痛ましい衝撃的な事件が発生いたしました。
この事件の原因や背景については調査中であり、明確なことは分かりませんが、私たちは決して他人事として済ませることはできません。岡山市では、現在、「岡山人づくりプラン」に基いて、家庭・学校・地域社会の連携による「市民協働の人づくり」を推進していますが、今こそ、三者が一緒になって子どもたちの心を育てるということが求められているのだと思います。
地域の皆様におかれましては、下記のことに十分ご留意いただいて子どもたちの健やかな成長のために、一層のご尽力を賜りますようよろしく御願いいたします。

記

1	子どもたちは地域の「宝物」、子育ては地域の大人一人一人が「主役」です。子どもを見かけたら積極的に声をかけましょう。そして、よその子どもでも、よい行いはほめ、よくない行いは叱りましよう
２	地域の行事に子どもたちを参加させましょう。そして、子どもたちに、責任感・思いやり・自主性・忍耐力・杜会性などの「豊かな人間性」を育てましょう。
３	地域の大人一人一人が、自分の住んでいる地域に誇りと愛着を持ちお互いのつながりを深めましょう。

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