Shouda Hot Topics【賞田Hotトピックス】 NO.11      戻る

備前国府四ッ拍子踊りのご紹介
(フォーラムが開催されました 於高島公民館)

【平成15年2月16日(日) 午前10〜12時 踊りのビデオ公開や、パネルディスカッション等があり、国府市場だけではなく、賞田町内を初めとして他の町内からも多数参加されました】

「備前国府四ッ拍子踊り」は国府市場に古くから伝わる地踊りです。その由来は、昔、池や川を造るとき「千本搗(せんぼんつき)」といって、大勢の人が歌にあわせて槌(ツチ)と杵(キネ)などで土を搗き固めました。このときの労働歌が音頭となり、槌や杵をもって土をしめる動作が地踊りに発展したと言われています。
高島の美しい山や川、肥沃な土地、農民の団結など住民の生活の中から生まれた大地にしっかり根を下ろした土着の踊りといえましょう
江戸中期から伝わっていると言われており、先祖の霊を慰める盆踊りや、お不動祭りの奉納踊りとして発展し、現在まで踊りつがれてきました。 

その踊りを後世まで残そうと、昨年2月には「備前国府四ッ拍子踊り保存会」(代表者 水藤恭彦氏)を結成し、婦人会、子供会が加わり、老若男女が多数参加して踊りを稽古し、8月下旬の不動祭りをには、百数十人が踊り、千数百人が見物しました。

備前国府4つ拍子踊り 踊りの稽古中の皆さん
この踊りは、結構難しいのだそうです。地踊り特有の古い雰囲気をかもし出し、土のかおりさえします。今後、住民参加で末永く、この踊りを継承していきたいものです。高島公民館で2月16日(日)に、「地踊り伝承」のビデオの試写も行われました。2月16日以降にこのビデオの購入予約販売をする予定だそうです。
【フォーラム風景】
踊りの稽古をしている小学生(高島小学校)

 戻る