2.藤原 正さんの登り窯とその作品(中田北在住)     戻る

大甕(おおかめ)  次項の「続・大甕」には大甕の窯入れ、窯だしの一部を紹介しました

古来庭の片隅に甕を置くと財が貯まるという言い伝えのあるように、甕は縁起物です。
大甕の製作には備前焼のなかでも、伝説といわれるような難行苦行の製作活動を伴います。藤原 正さん、今では造り手が少なく、また、技術を要するこの大甕(オオカメ)の製作者でもあります。

制作中の三石大甕(「ひもづくり」という手法で制作) 窯入れを待つ完成された三石大甕
大甕は昔は城に水などを貯蔵する必需品でした。この備前焼の大甕は三石大甕とも呼ばれ、水は漏れないが、通気性があり、なぜか水が腐らないそうです。

この大甕を窯に運ぶのは4人かかりで人力で行います。また、のぼり窯には横から大甕を入れるような大きな口がありませんので正面から入れ、窯の中を移動させます力も神経も使う、大変な作業でしょうね。

古い三石大甕(江戸時代)

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