見守り新鮮情報 第73号 (2009.12.25) 新鮮情報トップ ホーム
【お菓子を食べたらせっけんだった!】 |
◇発行:(独)国民生活センター 企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇ ___________________________ お菓子を食べたらせっけんだった! ___________________________ 事例1 デイサービスで通所してきた男性の唇が腫れてきたため、医師の診察を受け てもらった。ケアマネージャーが男性の自宅を確認すると、歯形がついた「和 菓子そっくりなせっけん」があった。 (当事者:90歳代 男性) 事例2 街頭で粗品として配っていた入浴剤を、母が粉末ジュースと思い溶かして飲 んで具合を悪くし、救急車で運ばれ点滴を受けた。パッケージにはりんごの絵 があり「りんご果汁配合」と大きく書かれていた。 (当事者:70歳代 女性) =================================== <ひとこと助言> ☆この他にも「キャンディと見誤るようなせっけん」「豆乳と大きく書かれた ボディシャンプー」「お茶の新芽の写真の付いたパッケージの入浴剤」など で誤食・誤飲事故が起きています。 ☆誤飲・誤食事故は、子どもに多い印象があるかもしれませんが、実際に多い のは高齢者です。「加齢とともに思い込みが激しくなる。食べ物だと思い込 んだまま、気づかず食べてしまうことは十分ありうる」と高齢者医療の専門 家は指摘しています。 ☆このような事故は「もらいもの」で起きています。高齢者にこのような商品 を贈る場合には、より一層の配慮が必要です。 リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen73.html ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。 __________________________________ 本情報は、国民生活センターの情報をもとに編集・発行しています。 詳細は、「お菓子にそっくりなせっけん等を誤食」 http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20091216_3.html ●全国の消費生活センター等の相談窓口 http://www.kokusen.go.jp/map/index.html ********************************************************************** 変更・解除はこちらへ http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mgtop.html 問い合わせ:mimamoru-kun@kokusen.go.jp ********************************************************************** |