見守り新鮮情報 第16号 (2007.7.24)   新鮮情報トップ  ホーム

【「高金利で安定した収益が得られる投資」と勧められ、仕組みがわからないまま金の取引に150万円を払ってしまった】
◇発行:内閣府  企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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・平成19年4月から   
・四国地方で   
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<被害内容>
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訪問した業者から「金の価格変動に関係なく、1口50万円で、2口100万円を預けると月12,600円、3口150万円では月18,000円の利息が毎月受け取れる」と投資の話を勧められた。本人は投資経験もなく、契約内容を理解できていないまま3口150万円の契約をした。
パンフレットには毎月分配型で金利は固定、100万円で年率約15%と書いてあった。契約の翌日、解約の申し出をしたら、30万円もの解約金を請求された。
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<ひとこと助言>
☆ パンフレットに毎月分配型、固定金利と書かれていても、この取引は預貯金とは異なり、元本保証ではありません。この取引の仕組み上、契約金の何十倍もの取引をするため、金の価格変動によっては、当初支払った金額以上の損失が発生する恐れもあります。仕組みがわからない投資は、きっぱり断りましょう。
☆ 本人に手渡された書面には、「ロコ・ロンドン貴金属取引」の記載があり、これは、非常に危険な取引と言われています。詳しくは国民生活センターHPをご覧ください。
→こちら http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/locoLondon.html

(本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署からの情報を元に編集し発行しています)

■ 内閣府HP「見守り新鮮情報」の詳細な情報・登録・解除については
 →こちら http://www.consumer.go.jp/shinsen/mima2.htm#01

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