How to パソコン  【平成18年10月28日(土)】      Howtoトップ    ホーム

NO.39 迷惑メール対策の比較(2/2)          1/2  2/2

3. ウイルスバスター2007版(トレンドマイクロ社)の迷惑メール対策
2006年9月28日に2006版の使用者に無料でアップデートできる2007版がリリースされた。
2006版と2007版の大きな差はソフトの価格と迷惑メール対策機能である。
 
ウイルスバスター2006版と2007版の比較表
2006版 2007版
(1)価格の差
@ ソフトとパソコンの対応
ソフト1本がパソコン1台に対応(即ち、1シリアル番号にパソコン1台が対応。パソコンが3台あればソフトを3本購入する必要あり) ソフト1本がパソコン3台まで対応(即ち、1シリアル番号でパソコン3台まで対応)
A 年額
パソコン1台 年額3000円
パソコン2台 年額6000円
パソコン3台 年額9000円

パソコン1台年額 4500円
パソコン2台年額 4500円
パソコン3台年額 4500円
(2)機能の差
@ ソフトとパソコンの対応
迷惑メールの選択精度は低い。特に、発信元のアドレスを変えてくる迷惑メールには殆ど効果が期待できない。【下図参照
迷惑メールの精度は高く、選択精度は、95%程度である。
A 誤選択の場合の措置
選択されたメールを、正常→迷惑。迷惑→正常 をそれぞれ指定されたメールアドレスに添付ファイルとして、送信する。処理は煩雑である。 誤選択されたメールをワンクリックで処理が可能であり煩雑さはない。【下図参照】
B 迷惑メールの振り分け
Outlook express あらかじめ迷惑メール振分けのための、措置を行う必要がある。迷惑メール用のフォルダーの作成および振分けのためのメッセージルールを作成しなければならない。 2007のソフトをインストールすると自動的に迷惑メールのフォルダーが作成され振分けも自動的に行われる。

4. アウトルック・エキスプレスの迷惑メール防止機能
アウトルックエキスプレスも迷惑メール防止機能があるが、前項のウイルスバスターの機能と同様にアドレスを変えてくる発信者については殆ど効果が期待できない
@ 「発信者禁止機能」は禁止したいメールをクリックで選択し、「発信者を禁止する」をクリックすると当該の発信アドレスは以後禁止することができる。【下図参照】

A @で禁止した発信者のメールは、指定したフォルダーに収納が可能である。しかし、誤って禁止すると、そのメールアドレスをチェックして削除しておく必要がある。当該の発信アドレスを削除するときは、探す手間がかかり煩雑である。(ABC順に並んでいない)【下図参照】
 1/2  2/2   Howtoトップ    ホーム