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10.龍ノ口山・初夏の花3種(追加)  【平成18年6月12日(月)】      

龍の口山に咲いていた初夏の花 3種(ウツギ・オカトラノオ・ノアザミ)を追加してご紹介します。(A.Morimoto)

オカトラノオ(サクラソウ科)
サクラソウの仲間というと、ちょっと違和感があるかもしれませんが、たくさんついている白い花の一つ一つを見ると、なかなか端正です。花の穂が直立しないで、途中から横を向いて細くなる姿を虎の尾に見立てた名前で、下から順に咲いていきます。賞田廃寺跡に咲いていました。

ウツギ(ユキノシタ科)
「卯の花のにおう垣根に・・・」と唱歌に歌われる、日本の初夏を代表する花です。歌のとおり、龍の口山ではちょうどこの花が咲く頃、夏鳥のホトトギスが盛んにさえずります。たくさんの白い花が集まって咲く様子はにぎやかですが、花の期間はあまり長くありません。

ノアザミ(キク科)
 たくさんあるアザミの種類の中で、初夏に咲くのはノアザミぐらいです。龍の口山では、南展望台や林間広場など、少し開けた草むらの中にすっと茎を伸ばして風に揺れています。花を眺めていると、チョウやアブの仲間などが入れ替わりやって来ます。


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