[V]賞田の動物たち              動物トップ   ホーム

5.ヌートリア 【平成16年11月23日(火)】      

ヌートリア(Nutria げ歯類 リス科)は、今では日本野生動物図鑑に載っていますが、植物でいうとセイタカアワダチソウのように、帰化した種類です。この動物は南米のブラジルからアルゼンチンにかけての河川に生息していた野生動物です。それが、第2次大戦中に毛皮の需要のため、輸入され日本各地に飼われていました。そして第二次大戦が終わると、毛皮の需要がなくなったので、ヌートリアは飼う必要がなくなり、野生化したという話になっております。
このヌートリアから本当に毛皮をとったのでしょうか。私がみた限りでは毛皮が取れるようには見えません。そのような話は別にして、田んぼに穴をあけるなど、害獣といわれていますが、よく見ると大きなネズミのようで、あんがい可愛い動物です。百間川の樶川原橋の下流で出会いました。ほとんど人を恐がる様子はなく、至近距離で撮影できました。旭川中原橋上流などでもよく見かけます。体長約60cm
(H.F)

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ヌートリア(2004.11.22撮影)樶川原橋下流にて↑↓
ヌートリアの親子連れでした(2004.11.22撮影)樶川原橋下流にて
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