【平成16年8月8日(日)】 ヒヨドリ(Yahooオンライン野鳥図鑑)
ヒヨドリ(Brown-eared Bulbul)は、何処でも見かける鳥です。しかし、あんがい神経質で写真に撮るのは、結構難しい鳥です。今朝、茶臼山ハウス周辺の草取りに参加していると、大勢の人たちのいるのに、ヒヨドリがすぐ近くに止まったりしているので、絶好のシャッターチャンスとばかり、写真を撮りました。そして撮っているうちに気がついたのですが、ヒヨドリのヒナがすぐそばの草むらにいるのです。多分巣立ちを失敗したかなにかでしょう、親鳥たちは交互に餌をやっていました。1時間ほどあと、再度、見に行くと、親鳥の誘導で雛は20mほど離れた場所まで移動していました。それからさらに30分後には、林の中にヒナは消えていました。多分親鳥が誘導して無事に安全な場所まで帰ったと思います。親鳥の行動はすごいと思いました。通常は少し人間が近づくと逃げていくヒヨドリが、ヒナを救うために人間がそばにいても、一生懸命、ヒナを守っていました。お陰で結構いい写真がとれました。自然から人間が見習うべきところは随分あるようですね。よく「落ちた雛を拾わないで」ということを聞きますが、納得しました。その辺のところをご紹介します。(H.F)
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ヒヨドリは草むらに止まっていました。そしてあまり逃げません。(2004.8.8-7:30撮影) | |
右側の鳥が巣から離れたヒヨドリのヒナ、 左の親鳥が餌を与えていた(2004.8.8-7:31撮影) |
ヒヨドリは普通はこんなところに止まっています。 (2004.8.8-7:52撮影) |
巣から離れたヒナ、2メートルくらいは飛ぶことが 出来るようである。(2004.8.8-7:53撮影) |
ヒナ・すぐそばの民家の芝生の庭に移動していた。 親はそばで鳴声を上げヒナを誘っていた (2004.8.8−8:39撮影) |
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