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今年も、備中高松まほろば祭りに、「吉備津三味線餅つき」の一行三十五人が出演しました。
この吉備津三味線餅つきの起源は江戸の昔にあったようです。当時、吉備津は、山陽道のにぎやかな街筋として栄えており、人々は、事あるごとに、お餅を搗いて吉備津神社に奉納しておったのだそうです。その内の芸達者の者が、
「どうせやるんなら、三味線や太鼓の音に合せて餅つきをしたら、もっと華やかな楽しいものになりはしないだろうか」 と考えて始めたのが、この吉備津三味線餅つきの最初だったようです。
この勇壮で、ちょっと小粋な吉備津三味線餅つきは、祝い事の門出として、今では、近隣からの出演依頼がひっきりなしです。 小学生もこの餅つきのお囃子団の一員となって出演して、その艶やかさに色を添えております。
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