なかい列伝  中井は気候風土に恵まれたことに加え、先人たちの努力により、歴史書に名を残す名士を輩出しています。この先人の足跡に学び、後世に引き継いでいきたいと思います。
久山慎一 くやま しんいち 
1944〜(昭和19〜)
 ウルグアイ大使


1944年、岡山市中井に久山利喜夫の長男として生まれる。
      高島小学校、丸の内中学校(現岡山中央中学校)、朝日高校、東京
      大学を卒業。
1970年、旧総理府に入る。
1972年、米国エール大大学院に留学、国際関係論を学ぶ。
1989年、 旧総務庁で国内外の青年が諸国を訪れる「世界青年の船」を手掛
      ける。長官官房審議官などを経る。
2001年、総務省統計局長、人事・恩給局長。
2004年、総務省総務審議官。
2005年1月、総務省総務審議官を辞職。60歳。
2005年4月、ウルグアイ大使 。

 趣味はインラインスケート、スキューバーダイビング、小型船舶の操縦、アマチュア無線、そば打ちなど多彩。おかやま財界(2004年3月5日号)の『ふるさとメール』の中で、「趣味に打ち込んでいる最中、ふと仕事上の問題解決につながるヒントがひらめく。うまくいかない時の気分転換にもなる。自分の世界を持つことは大切。……子どものころの魚捕りや父と歩いた操山などの原体験が今につながっている」と語っている。