2005.03.10
オオイヌフグリ
これも休耕田、畑や畦道に咲く雑草です。明治時代に渡来した帰化植物、1pにもみたない小さな可憐な花です。由来は、花が終わると「犬の金玉」に似た実を付けるところからだそうです。
高浜虚子の詩に「いぬふぐり 星のまたたく 如くなり」と詠まれており、英名では「バードアイ」、「キャツアイ」と呼ぶのだそうです。日本でも「星の瞳」とロマンチックな名前も付いています。
(写真と文・大森武生)