2005.03.09
ナズナ（別名ペンペン草）
春の七草の１つである「ナズナ」は、田圃のあぜ道に一杯咲いています。 葉を地面に放射状に広げて冬を過ごす可愛らしい姿を見て「撫菜（なでな）」という。また、夏には枯れて無くなるので「夏なき菜」から変化したとも言われています。「ペンペン草」の由来は、実が三味線の「ばち」に似た形をしているためと言われています。子供の頃、実の付いた柄の付け根をちょっと裂いて、振ると「カサカサ」いう音をたてて遊んだことを思い出します。
（写真と文・大森武生）
