高蔵神社の本殿 |
高蔵神社本殿 牟佐の北方高倉山の南面中腹 に鎮座し、祭神 は天香山命、天火明命の2柱。 高倉山頂には磐境の遺構の巨岩が存在する。 古来の神社の形態を伝える辺つ宮の 拝所が 鳥井地区にあり、市重文に指定されている石鳥居 の扁額が保存されている。扁額には「正慶元 年」銘で「正二位高蔵大明神」「大願主国造神 主上道康成」刻まれ、古代の豪族の上道氏の 祭批祀した神社であったことがしのばれる。 杵舞で知られる稲屋祭について記した幕末の 国学者平賀元義の「杵舞記」によると、当社は 雨乞霊験があることで古くから知られ、中世は赤 坂郡高月郷の総鎮守であったという。稲屋祭 は11月15日・16日行われ杵舞行事があったが 現在は稲屋行事のみが12月15日に行われ の棟札が保存されているという。 |
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