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2005/04/18 高貴な色の「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」

海吉出村公会堂のすぐ南の佐藤さん宅の御衣黄(ぎょいこう)が、今年もみごとに咲きました。

御衣黄とは八重桜の一種だそうで、4月中旬頃に咲きはじめ、その花びらはうすミドリ〜淡黄色〜淡いピンクへと僅かながら色合いを変えて行くが、最盛期には淡い黄緑いろの花びらがえもいわれぬ高貴な雰囲気をかもし出します。

 

 

 

 

その昔、天皇や貴人のお召し物の色が、この御衣黄桜の色に似た「もえぎ色」であったのがこの桜の名の由来だといわれ、 「うすずみ桜」とも言うそうです。

佐藤さんによれば、「もう20年にもなるでしょうか。県北の妹の家から貰ってきて植えました。 毎年この時期に目を楽しませてくれますが、雨が降るまでのあと2〜3日が見ごろでしょう」とのことです。

(写真・文:小野田)

 

 

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