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2008/09/29 おみこしの購入と入魂祈祷祭

海吉出村町内会では、今年はじめてお神輿を購入しました。富山刑務所の作業作品で、漆(うるし)塗りの豪華版で台車もついています。

  去る9月20日に公会堂に到着し、所要の飾りつけを終わった9月27日、吉備津岡辛木神社の宮司による入魂祈祷が行われ、町内会長以下関係役員をはじめ子ども会の代表8人も参列するなか、厳粛な雰囲気のうちに無事に神事を終えました。

富山学区25町内会にはこんな本格的なお神輿はなく、子どもたちの目は喜びと誇らしさに輝いていました。

お神輿の購入は、「お年寄りには安らぎを、子どもたちには夢と思い出を」と提唱する町内会長の思いの一環で、平成20年度の町内会定期総会で特別予算案を計上〜可決成立を経て永年の夢が実現したのです。

優に300年以上の歴史と伝統を有する吉備津岡辛木神社秋季大祭奉賛のだんじり巡行に新たな1ページが加わったわけですが、今年10月4日・5日のお祭りには、長じてはこの地が故郷となる子どもたちの手によって、昨年まで20余年参加した樽みこしに代わった本みこしが、町内の安寧と子どもたちの夢と思い出づくりを綾織りながら、備前太鼓唄の音曲と共に町内を巡行し、また一段ときらびやかなお祭り風景となることでしょう。

 

 

 

(写真:湯浅K・文:小野田)

 

 

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