半田山植物園開園50周年記念式

平成26年5月25日(日)10時より、
半田山植物園において、大森雅夫市長はじめ関係者が参加して、
半田山植物園開園50周年記念式が開催されました。 

半田山植物園は三野浄水場の半田山配水池の整備事業を兼て造った植物園で、
造成された配水池の用地は標高85mの丘陵で総面積13万2000u。
園地の造成事業に着手したのは昭和28年、10年の歳月をかけて
昭和39年5月25日に開園しました。

三野浄水場とともに歴史ある、配水池、旧事務所、量水室は
「登録有形文化財」に登録されています。

半田山植物園は、四季折々の花と緑豊かな所であり、丘陵地であるために
頂上の展望台では岡山市街を一望でき、レクリェーションや憩の場として、
特に桜は素晴らしく、名所として、多くの人々に親しまれています。

園内3200種類、15万本の植物を管理育成する総合植物園として、
緑の相談所を開設し、「四季と自然を楽しむ会」などの講習会や
植物に関する各種イベントも開催して、
自然に親しみながら、自然を学ぶ場となっています。

16万uの広大な園内を管理するために、ボランティア制度を導入し、
園内の草取りなど、多くの市民に支えられ、
市民とともにある植物園となっています。

半田山植物園は絶滅危惧種の植物を保有し、守り、育成し
自然を学び・自然を守るESD活動の拠点でもあります。

開園50周年を迎えた半田山植物園は博物館相当施設としての指定を受けました。
植物の収集保存、展示栽培、教育普及、調査研究を行う博物館機能を有し、
よりハイレベルな方向に歩み続けようとしてます。

身近な学区内にこんな素晴らしい施設があることを誇りに、
これから、もっともっと、半田山植物園に足を運んで、
あらゆる生き物にとって、なくてはならない植物の事を
高齢になって遅まきながら、学びたいと思いました。

式典後、少し時間があったので、
丁度、満開の正面の美しいバラ園を散策しました。

(大和田黎子 記)
   
大森市長のあいさつ   来賓の代表の則武市議会議長
   
 3人の功労表彰の受賞者の中に三野町内会の片山久さん  50周年記念ロゴのデザインの工藤美子さん
半田山植物園創立50周年記念ロゴ

パラソルを持って歩く「はんだ」ちゃん →
 
   
 記念植樹 ハンカチの木 
   
半田山植物園のおいたちー半田山植物園館長による講演会 
   
「半田山植物園のおいたち」 講演会に集まったたくさんんの市民
   
 水の流れ  睡蓮
   
ジャーマンアイリス 
   
 バラ 園
 「半田山物語」山陽新聞の切り抜きより