天計神社   〔祭神〕手置帆負命(ておきほおひのみこと)
     彦狭知命(ひこさちのみこと)

〔由緒〕池田家神社明細帳に「上代の宮跡は、北方村の西北の
     幸田畑という所に鎮座ありしを、小早川秀秋が今の地に
     移す」とあり、慶長6〜7年(1601年〜1602年、関ケ原合
     戦の直後)のころ、当時備前岡山藩主だった小早川秀秋
     が、幸田畑から移したものと考えられます。
     この神社は、推定4世紀後半ごろ築造の、竪穴式前方後
     円墳・神宮寺山古墳後円部に参道の石段を墳頂部に社
     殿をそれぞれ造営しています。

〔氏子町内会〕中井町一丁目町内会、中井町二丁目町内会
         大和町一丁目町内会、大和町二丁目町内会
         学南町一丁目町内会、学南町中央町内会
         北富町内会、学南町三丁目町内会

天計神社の夏祭り(17/7/25)
神宮寺山古墳に鎮座する天計神社の夏祭りが催されました。
17/7/25の9時に各町内のお宮総代が集合し、古墳の落ち葉を清掃し、
お宮を清め、お祭の準備を完了しました。
午後6時には総代再び集合し、神主をお迎えし、夏祭りを執り行いました。
町内氏子も三々五々参詣し、よいお祭となりました。
朝の準備屋根の落ち葉払いはやや大変でしたが、参道の石段はきれいになりました。
夕闇迫る頃、夏祭り。中井町一・二丁目の水神まつりもあり代表者が参詣しました。
荘厳のうちにお祭が無事終了しました。
来年は氏子の参詣をもっと期待したいということで終わりました。
各所に看板を掲げるとか方法を考えて見ようということになりました。
この地区の氏神様です。
 
(取材:小林 敬三)
階段清掃  掃除の最中
すっきりしたご本殿 準備は出来ました
中井町一・二丁目の面々 大提灯に灯が入り
神主のりと 中井町一・二丁目拝礼
やれやれ お神酒頂戴

征露記念と刻まれた阿吽の狛犬 社殿の下に一部露出した竪穴式石室の天井石

お正月にお参りの人々

感謝祭(16/12/6)
  12月6日 式内社天計神社の今年最後を締めくくる感謝祭が、宮総代列席のもとに、
  厳粛に執り行われました。
   感謝祭はもともと旧暦10月20日に行われた新嘗祭(にいなめさい)でした。
   これは新穀収穫に感謝するお祭です。
   拝殿、ご本殿を清掃し、供物をささげ、祝詞が奏上され、御祓いの後、お神酒を頂き、
  無事に神事が終了しました。
   宮総代の皆様、今年1年ご苦労さまでした。
                                         (取材:小林敬三)