防災まちづくり教室   応急手当


 

 10月27日(日)は岡山市防災街づくり学校の第5回目の講義がありました。テーマは、応急手当でした。内容は、AED設備を用いた心肺蘇生についての講義でした。大変貴重な体験をさせていただきましたが、受講しながら考えました。⒈災害時の応急処置について学ぶのだから、AEDよりも、怪我やねん挫に対する処置方法を教えてもらえる方が役立つのではないか。2.若いころに教えられたのは、脳障害で倒れた人は出来るだけ動かさずに医師の来るのを待てという事だったように記憶しているが、呼びかけても反応がなく、おう吐などがある人や、うつぶせに倒れている人は動かしてもいいと指導されて違和感をいだきました。質問しましたが、倒れた人を動かすことの可否についての明確な指導はありませんでした。家に帰ってパソコンで調べましたら同じ悩みを持っている人が結構おられ、回答が載っていました。曰、脳障害で倒れた人も呼吸をしていなければ、心肺蘇生術の施術が必要と書いてありました。3.これも意見として云ったのですが、AEDを装着するとき、服を脱がす必要があります。いざというときには衣服を脱がすよりも切り裂いて対応するほうが早い場合もあります。外国では体毛をそる剃刀が入っている例もあるようですが、衣服を着るための鋏も同封されていればいいのにと考えました。いずれにしても、食わず嫌い出来の染まないことはなるべく避けて通る私には、良い経験になりました。

岡山市防災街づくり学校  心肺蘇生術 
  AED処置 
 佐藤芳範