
| 7月10日(水)に、久米福寿会いきいきサロン「コスモス」のテーマは、防災についてでした、講師は佐藤が勤めました。佐藤の話はいつもパワーポイントで資料をまとめてスライドを使うのですが、30分もあれば終わってしまいます。このたびは内容が多岐にわたるのとまとめができていず、パワーポイントを使えませんでした。又いつも会場風景を写すのですがついうっかり取り忘れてしまいました。したがって今回は文章だけの記事となります。 我々が防災について考えるとき、まず地域の置かれた環境の上に立って考える必要があります。山のない私たちの地域では、斜面が崩れる災害は考えなくていいと思います。逆に洪水とか津波の時どのように避難活動をするかについては真剣に考えておく必要があります。何しろ700年ほど昔は、吉備の穴海と呼ばれた海か葦原だった地域に生活しているのですから。また、災害の起きる前、災害の発生した時、発生後どのように対応するかよく検討し、対策を講じておくことが大切です。 1.災害の起こる前に対策を考えておくべき事柄地震、津波、液状化 私達は、これまで1995年の阪神・淡路大震災、2000年の鳥取西部地震、2013年の淡路島地震等の経験を持ち、これらの記憶は新しい。私の家では、石灯篭が用水に飛び込む被害があった。 幸い室内での被害はありませんでした。さて、みなさんは、居室のタンスや、時計、額縁、本棚が転倒するとか、落ちてくることに対して対策がしてありますか。 家財と建物とを固定しておけば被害が減衰します。また、トイレとか風呂とか柱で囲われた比較的狭い空間に避難すれば被害を防ぎ易いと云われています。しかし、3.11地震の後、記録に残っていない大きな地震が予想されています。 1千年に一度という大地震では、今の家屋は倒壊してしまうかもわかりません。落ちてくる天井や梁から身を守るのに有効です。 大きい地震では大きな揺れが1度で収まることはないといわれています。 ある間隔で数回繰り返して揺れが来るそうです。これまでに経験したことのない揺れが来た時、津波や液状化の可能性があります。行政の発表する情報や、設置してある観測計から出る情報を可能な限り集めて対策を立てましょう。いざというときいくら共助といっても他からの支援が得られるとは限りません。災害についての国や行政の考え方に変化が出ています。例えば、災害時の避難場所として指定されている小中学校、公民館、コミュニティハウスに避難した人全員が収容できるわけではなく受け入れのための選抜が行われます。高齢者は受け入れてもらえそうですが、そうでない人も出てくるでしょう。また、非常食の準備は、3日間の備蓄が必要という基準から6日間の備蓄が必要といわれています。大規模災害は広範囲な地域で発生し、広域に救済活動をするには時間が必要といわれています。私の避難バッグの中身を皆さんに披露しました。情報収集のためのラジオや、照明、スーパーで買うことのできる非常食(アルミ包装してあるクラッカーやチップス)缶詰等飲み水も用意してあります。一方、地域で準備できる大なべや、薪の準備も必要です。 自分で炊き出しが出きれば、現在の笹ケ瀬川の水は、飲料に耐える程度のきれいさがあること。微生物対策として煮沸すれば十分飲料としなる。米を炊けば握り飯程度はすぐ作れる。ことなどを話しました。 洪水への対応 笹ケ瀬川の堤防の補強が今すすめられています。 しかし災害が補強工事の完成まで待ってくれるという保証はどこにもありません。また、最近気象の変化が大きくまれにみる豪雨で其の被害も発生しています。 笹ケ瀬川流域でも起きるかもしれません。話したのは、堤防が切れて浸水した時、2階へ避難すること、災害時とくに浸水が発生した時は、避難地への道路への浸水も十分考えられるので、すぐに避難せず、とりあえず2階へ避難すること。水にぬれて困る衣類とか書画類は日ごろから2階に移して保管すること。また、自分が得られる情報の収集方法を持っておくこと。パソコンや携帯電話、テレビ、ラジオ等、での情報収集を心掛けておくこと。例えばパソコンでは、児島湖水位情報や岡山化な総合防災情報等から現在の笹ケ瀬川の状況を重ねて考え避難について対応することが重要です。私達の地域でこの前の洪水の時、冠水した道路や、屋敷がいくつもありました。避難所へ行く途中で道路と用水とがわからず事故にあわないように冠水しない道路を把握しておくこと。杖を持って探りながらうごくことなどについて話しました。 火事とか雷についての注意 町内では今年もありましたが、時々火災が発生しています。高齢になって原因が何であっても住処がなくなることは、大変なことです。火事が起きないように生活に気をつけねばなりません。最近のニュースでは落雷による死傷者の記事がよく報道されています。雨宿りのつもりで雷の落ちやすい高い木の木陰に身を寄せていて被害にあっておられます。稲光が激しくなり、雷鳴が近づいてきたら、できるだけ早く家の中や自動車の中に避難しましょう、自宅の近くでなかったら、知らない方の家でも飛び込んで一時避難させてもらいましょう。 2.災害時にどうするか地震が起きた時 携帯電話やテレビで突然地震警報が出て数秒後、大きな揺れが始まります。時間の余裕があればトイレか風呂場へ逃げ込みましょう。居室のテーブルや机の下に潜り込むのもいいでしょう。地震でガラスの破片が飛び散っているかもわかりません。けがにも注意してください。揺れが収まり津波被害を避けるため、屋外に出て、液状化現象が起きていれば、自動車での避難はできません。洪水の時 笹ケ瀬川の堤防が決壊して内陸部への浸水が始まった時,とりあえず、2階へ避難して様子をみましょう。平屋へお住まいの方は、いざというとき避難できる場所や建物を見つけておきましょう。小中学校の体育館でなく、教室の開放がはっきり決まり、洪水になる予報が出て、あらかじめ避難勧告・避難指示が出ていれば、学校へ避難することも考えましょう 3.災害発生後に発生した災害が収まって、避難所に行かねば生活を続けていくことができないと判断したら、避難所へ行きましょう。その時に必ず、用意している避難用バッグを持っていきましょう。避難所で直ちに飲食物が支給されるわけではありません。災害が発生した時できるだけ被害の受けにくいよう普段の生活を設計しましょう。3.11の時備えがあった方々とそうでなかった方々についてのテレビ番組を見るたびに備えの必要をひしひしと感じています。 |
| 佐藤芳範 |