御南小3年生
七輪で餅を焼く


 御南小から七輪で火の熾し方を生徒に教えて欲しいとの依頼を受け、昔といってもつい先ごろまで、学区内でどのようにして火を熾していたかを調べました。私の生まれた田舎では松葉と消し炭を使っていましたが、この辺りでは、稲藁、麦藁や河川敷にはえる葦や茅を短く切って、これと消し炭を使っていたようです。持っていった松葉は少し湿っていて火付きが悪かったので、町内の鈴木さんに戴いて準備していた稲藁を用いて火熾しを教えました。
 火が起きると、皆きり餅をあぶり綺麗に焼き上げていました。私もご相伴に預かりました。
電気器具やガス器具が普及した今、普通にマッチを擦ることの出来ない子どもが殆どでした。

七輪での火熾しは初めての体験です 先生や保護者も大変でした
上手にこんがり焼けました 付け焼きやきな粉餅でおいしく戴きました
佐藤芳範