七月十三日(水) 岡山大学五十周年記念会館で、岡山大学埋蔵文化財調査研究成果展示発表会があって参加した。縄文時代の遺物や弥生時代の遺物が、数多く展示されていた。
その中に岡山大学構内を流れる縄文時代の川が描かれていた絵図があった。
ご説明頂いた研究者に色々と質問していると、その川は、今の座主川用水と異なり 座主川の出来たころには既に埋もれてしまっていたとのことであった。
では座主川用水の起源はと聞いてみると、平安時代であるとのことだった。その論拠は、座主川から出てくる遺物が平安時代のものだからだということだった。
縄文時代に旭川からの支流があった岡山大学構内のすぐ近くに平安時代にも旭川から流れ込む一筋の流れがあったのではないかと想像するのも楽しい。
岡山大学構内の発掘調査結果の絵図
出土した土器類
出土した石器類 胡桃などを砕いたりすりつぶしたりする道具
猫の顔をした遺物も出土した。
佐藤芳範