平成二十三年春
  舟ゆうさん


 久米町内会が開いた今年の舟ゆうさんは、旧暦の3月3日より少し遅れた新暦4月17日に行われました。今年は天候不順で、まだ旧白石幼稚園庭の桜が残っていましたし、桃の花も少し残っていました。 昔の人は、旧暦の桃の節句には、田舟に子ども達を乗せ、心づくしのご馳走を持たせて、春の1日を楽しんでいました。この地域の高齢者の多くが経験した楽しい行事でした。最近では、舟の老朽化と、船頭さんの高齢化、更には区画整理により舟を浮かべる用水路の減少もあって、この行事は廃れてきました。平成12年ごろ、御南小学校野上教頭のご努力と地域の賛同者のご協力により笹ケ瀬川西岸では復活しました。以来形を変えながら、毎年続いています。この数年は、久米町内会が主催して実施しています。
 春の舟ゆうさんは、昔のように春らしい巻き寿司とかばら寿司を用意して、接待しています。世話係も含めて100人程度の参加者があります。
今後続けていくための一番の問題は、舟の老朽化による漏水でありその修理です。
何とか後の世代に残してやりたい楽しい行事です。

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 名残りの桜もひときわ鮮やかでした。

 三々五々集まってきて舟に乗る順番を待ちます。

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 待望の船出です。

釜焚き名人が寿司飯を炊いています。

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 錦糸玉子の用意も出来ました。

 酢で締めた鰆の容易も出来ました。
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 6升のばら寿司完成間近です。

 舟から降りて順番に御寿司を頂きました。

     佐藤芳範