持続可能な開発のための教育(ESD)支援事業のご援助で、老朽化した川舟の修理にFRPでの補習を取り入れた。反対も多かったが、喫水線から下を加工すること。最終的には、これまでと同じ黒色で仕上げることとした。牛窓の造船所、FRP材料取扱店に行き、修理技術の情報収集からはじめた。 | |
今年は入梅が遅く、7月31日の“ふなゆうさん”までに時間が少なく早朝のの作業、仕事が終わってから夕方の作業を繰り返した。作業の手順として、まず船底のコールタールを削り落として、凸凹を平滑にしていくことから始めた。 |
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トナーを塗った後に、ガラス繊維を置き、樹脂を塗りつけていきます。凸凹が完全には修復できなかったのでつらい作業になりました。 | |
舟ゆうさんの前日、漸く仕上げの処理も出来ました。夕方進水式をしましたが、まだてを入れる必要があります。これからも、舟ゆうさんがいつまでも続けていけるよう頑張りたいと思っています。 文責 佐藤芳範 |