【上谷・中谷・下谷・大戸】
| H14.7.7下牧地撮影区 |
|
旭川に「猪ノ俣の瀬」(下牧と大久保)というところがあります。 室町のころ、猪ノ俣の瀬で、猪俣小兵次則綱と五輪五郎が闘い、互いにふかでを負い、ついに川水のためにおしながされた。川の両岸でこの闘いを眺めていた人々は「猪俣は豪傑だと聞いていたが、矢張り死んだら、川に流されるか。」と口々に罵った。 すると、猪俣はこれを聞いてか、むかっと起き、流れにさからって上へ上へと走り、遂に倒れた。倒れたその場所にほうむった。一方、五輪は遂に醒めず、ながれて濱ノ元に漂着した。そこで、その場所に葬った。 猪俣小兵六の墓(下牧の中谷)沖田屋敷(チビッコ広場)の付近の田の畦 五輪五郎の墓(牟佐の大久保)大久保の畑の墓地の中央 |