薬 師 院
(やくしいん)

薬師院(笠井薬師)


正しくは「笠井山薬師院妙法寺」で笠井薬師と呼んでいます。
天平勝宝元年(749年)報恩大師により建立されました。

ご本尊は天王薬師瑠璃光如来で、西の一畑薬師、東の立石寺(山形県)と共に日本三大薬師に数えられ、昔は近隣諸國よりの参詣者が續いていたそうです。

現在の本堂は平成三年に再建され、薬師如来、大日如来、その他の神様が祀られ、下段の境内には釈迦如来、不動明王、地蔵菩薩、阿弥陀如来の他多くの神様が祀られています

又 地元出身の書道の大家 森谷金峰翁、古武道力信流の達人大江吉光翁の顕彰碑もあります。
昔は武道大会や盆踊などが盛んに催されていたそうです。

また、山門の両側の萬延二年に造られた石燈籠には六十余名の岡山商人の名が刻まれており、往時の隆盛が偲ばれます。
祭祀日は毎月八日で、四月十月には大祭が行われ、多くの参詣者で賑わっています。



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