天 珠 山 阿 所 川 院立 石 寺
山寺といわれています 山形市大字山寺4456-1
開基 慈覚大師円仁 宗派 天台宗
創建 860年
 慈覚大師円仁が清和天皇の勅命により開山した。寺は火災によりたびたび焼失した。正平11(1356)年、斯波兼頼が山形に入ったとき根本中堂を再建した。最上諸族の争いにより、大永元(1521)年天童頼長が立石寺を攻撃、破壊する。天文12(1543)年38世円海が最上氏に頼んで慶長時代(1596〜1614)に諸堂を修築した。その後も破損したが、享保年間(1716〜35)に65世情田が私財1800両を投じて諸堂を修復今日に至っている。
 800段の石段をゆっくり時間を掛けてのぼり、奥の院にたどり着いた。昔の人はよくこれだけのお堂を、石山の中腹に作ったと感服した。 よい機会に恵まれ、みちのく古刹4寺を巡拝することができた。
 芭蕉の俳句 : 閑けさや岩にしみ入蝉の声

山寺駅 山寺駅ホーム(帰路)
山寺駅前 参拝口(根本中道前)
根本中道(本堂) 日枝神社(出羽国総鎮守)
芭蕉と曽良 芭蕉句碑と清和天皇御宝塔
鐘楼と念仏道(往生阿弥陀如来) 山門
姥堂 仁王門
性相院 金乗院
中性院 登山途中で
奥の院 下山途中で
五大閣
開山堂と納経堂(入寂窟) 扁額「開山堂霊」