び ぜん あんこく じ あと
備前安国寺跡
鉄の北奥にあり、1350年頃足利尊氏の命を受けて、国の平安を祈願して創建された、全国六十六ヶ所の安国寺のひとつです。

開山には高名な霊叟禅師を迎え、守護職赤松氏にも手厚く保護されていましたが、応仁の乱以降の相次ぐ戦火により1500年頃焼失しました。

江戸時代の初め、眼室宗安禅師が再建を祈願して、1万部の経典読経を成就しました。それを記念する経塔が、今なお山陽道のほとりに現存しています。
再建を祈願して1万部の経典読経を成就した記念の経塔
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