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No.12 松林寺子供会陽はだかまつり平成16年2月1日(日)
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松林寺の「子供会陽はだかまつり」(同寺会陽奉賛会主催)は、保育園児から小学生までの約百八十人が
宝木 ( しんぎ ) を奪い合った。 今年二十五周年の節目を迎えた同まつりには、男児は赤や白のまわし、女児はTシャツ姿で参加。 正午に荒城賢真住職が陰陽一対の本宝木を投下すると、子供たちが一斉に手を伸ばし、宝木はあっという間に裸の渦に。保護者らの「手を離すな」「しっかり握って」という声援を受け、体から白い湯気を上げて激しくもみ合い、大人顔負けの争奪戦を繰り広げた。 約四十分にも及ぶ熱戦の末、岡山市・芥子山小五年大森晶博君(11)と同・甲浦小六年安井広紀君(12)がそれぞれ宝木を獲得、福男に輝いた。二人は「絶対離さなかった。取れると思わなかったのでうれしい」と息を弾ませていた。 (2004年2月2日山陽新聞朝刊) ※松林寺子供会陽はだかまつりは、子どもたちに体力や根気をつけさせようと、昭和53年から始められ、今年で25周年を迎えたもの。 |
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正午、本宝木投下 | |
福男の安井広紀君(甲浦小6年)と大森晶博君(芥子山小5年) |