元は妹尾山田地区にあり、妹尾兼康も信仰し、その霊験で平家に重用された。また12ケ郷用水の水脈筋(みおすじ)も霊験によると言われ、「用水の神」と郡中の信仰が篤く、池田家の崇敬も篤く、例祭には代参が行なわれていたと言われている。 明歴年中大内田山中に遷座され(そのため天神山と呼ばれる)、さらに流通センター開発に伴い現在地に遷座されたものである。
大内田集落の入口に花崗岩製で高さ約2.4mの灯篭が高さ90cm、1.8m四方の台(石垣)に建っている。「天保十五年甲辰四月建之 吉備津宮 八幡宮 金毘羅大権現 世話人 若連中村中」の銘あり。