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吉備中山周辺の古い寺社を訪ね、里山の自然を巡るハイキングコースです。所要時間:約3時間
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妙法華寺 墨龍軒の墓所 正法寺
日蓮宗。不変院住職の隠居寺として建立されました。開基は、不変院と同じく城国院日鳳上人。不変院塔頭にあった覚如山本了院が、昭和60年現在地へ移転し改名。
太田助内勝直、墨龍翁窮神と号し、京都で祐筆まで務めた無双の能書家。享保7年(1722年)、74歳の時、自ら墓碑を建て上京。晩年帰郷し96歳で死去。庭瀬藩主板倉公と確執があり上京したとのこと。旧姓は難波。代々西花尻の庄屋を務めていました。家伝に目の良薬ありとのこと。
吉備中山の南面山麓にあり、平安時代後期、鹿ヶ谷事件で流罪となり、非業の死を遂げた大納言藤原成親の菩提を弔うため、元和2年(1616年)智円院日泉上人が、古くから成親に関係のあった三つの坊(正林坊・法住坊・月心坊)を集め、寺として開基しました。庭に石棺の蓋石が建ててあります。日蓮宗。more
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天神社 帝釈天・二天門 岡山県古代吉備文化財センター
鎌倉時代、菅原道真公を祭神として創建。その後徳川家光時代に吉井大和守がこの地に移し、天神社として地元の氏神として祀り、住民の信仰を得ています。神饌幣帛料共進神社(しんせん へいはくりょう きょうしん じんじゃ)に指定されています。more

宝暦年間(1751〜1764年)、正法寺第8代住職の観達院日道上人が堂を建立し、大納言藤原成親が信仰していた帝釈庚申天を祀り、帝釈天として現在地に移しました。1773年第11代成就院日鎮上人が二天門を建立し(右に水火の何を防ぐ持国天。左は夜叉の害を防ぐ毘沙門天)、210段の石段を築いたと言われています。more

昭和59年、岡山県内の埋蔵文化財の保護・保存、並びに発掘調査や出土品の整理・研究・収蔵を行うと共に、館内には貴重な出土品が数多く展示されています。
9:00〜17:00 入場無料
休館:年末年始
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立成寺 妙傳寺 天満天神社
福寿山立成寺。日蓮宗。慶長年間(1596年頃)、恵性院日通大徳上人により、備前辛川に開創されましたが、池田光政の時代に不受不施派弾圧を逃れ、当地に避難した経緯があります。山門は廃藩置県の際に、庭瀬城の表門を移築した重厚な四脚門です。
顕号山妙傳寺。日蓮宗。永禄年間(1558年頃)、日戒上人が備前尾上により建立されましたが、立成寺と同じく、不受不施派弾圧を逃れ、当地に避難しました。
徳川家光時代(1623年頃)の創建で、菅原道真公が祭神。130段の石段の高台に鎮座し、地元住民の氏神様として祭られています。神饌幣帛料共進神社(しんせん へいはくりょう きょうしん じんじゃ)に指定されています。more
お問合せ先:岡山市立吉備公民館(庭瀬かいわい案内人)tel 086-293-2170