金山にある西大寺鉄道建設の功労者、山口誠孝 西大寺町長の石碑である。 日露戦争勝利に国中が湧く中、やっと西大寺に鉄道建設の機運が生まれた。 当時の山口誠孝西大寺町長が中心となり、鉄道建設の必要性を呼びかけた。 これに応じて、両備グループの創業者松田与三郎翁らが中心となり、西大寺から山陽鉄道に連結する鉄道の建設に奔走した。創業者松田与三郎翁らの奔走から4年後、創立総会が西大寺観音院で開かれた。 西大寺鉄道は創立の翌年、1911年(明治44)年の西大寺観音?長岡間で部分開業し、全線開通は1915 年(大正4年)11 月4日である。 西大寺?後楽園の7.2 Kmで岡山と西大寺が結ばれた。 |
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写真・ 記事:丸谷憲二氏 |