山陽大学・平井ラーニング

「東南海・南海地震」に備え  大学周辺の危険箇所を点検

予想される巨大地震に備えて5月30日(月)、山陽大学の学生たちが津波被害を想定して平井地区の危険個所の点検をしました
       
出発前に注意を聞く学生たち キャンパスを飛び出した教授と学生

東日本大震災に続いて、西日本でも近い将来「東南海・南海地震」の発生が懸念されているだけに、地元からも関係者が参加し、学生と一緒に真剣に防災チェックしました。
      
あちこちに目を配りながら歩く学生たち 教室以上に真剣な顔

平井地区は、M8クラスの巨大地震にともなう津波で浸水が予想されています。その際マンホールや用水などが水没して見えなくなり、避難者のうちでも子どもや高齢者は危険にさらされます。
危険個所を調べ、地域の防災に役立ててもらおう」とこの日、生活心理学科の約50人の学生・教授たちが教室から地域に出て、路地裏や用水沿いの危険ゾーンをチェックしました。
       
危険個所を地図に書き込む 車いすの学生も参加
水没が予想される用水の深さを測定 学生に同行して学ぶ学区安全・安心スタッフ

NHKも取材−地域と大学の連携に注目

  

平井学区連合町内会と山陽大学は東日本大震災が起きる前日のことし3月10日、災害の際の地区民の難場所を同大の体育館とする協定を締結。地域と大学が防災で連携協力するまれなケースとして大きな注目を集めました。     
こうした取り組みに注目し、この日はNHKの取材陣も学生たちに同行取材。学区の関係スタッフも取材を受けていました。
カメラを回すNHKの取材陣 学生たちの平井ラーニングを見守る地域スタッフら

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