大学のある町「平井」を知ろう
       学生たちがタウンウオッチング
平成21年12月1日登録
山陽学園大学
生活心理学科
 自分たちの大学がある平井地区について学ぼうと、山陽学園大学(平井1丁目)
生活心理学科の学生たちがキャンバスから飛び出して、学外学習をしました。
 11月、計30名余りが3班に分かれて「落書きのチェック」や「老人ホームの見学」
など学外ラーニングへ。 地域の人の案内で落書きを見て回る学生たちに同行し、
取材しました。

大学を出発する学生たち
 コースは、大学を出て徒歩で倉安川沿いに西へ。 県道岡山ー玉野線沿線の平井5丁目付近を
中心に見て回りました。民家や商店・倉庫の壁やヘイ、ガードレール、バス停・・・・。
 地図と携帯電話を手に歩く学生たちの目に次々と落書きが飛び込んできます。
                    予想外に多い落書きに地図をチェック
「なんでこんなことするのかなあ」   「意味不明だね」   「それにしても,ちょっと多過ぎるよ」
 こんな会話を交わしながら地図に印を入れたり、携帯で撮影する学生たち。 天井のない「青空講義室」で、
案内する地域の人や大学の先生の説明に熱心に耳を傾けていました.通行人やドライバーも、集団で
タウンウオッチングする学生たちの姿に目を奪われていたようです。

バス停の看板も被害に
 
落書きの意味を考えたり、携帯に撮ったり
 ざっと1時間の学外学習の後、学生たちは教室に帰り平井学区連合町内会のHPでさらにひどい 
落書きの実態などを勉強したほか、不審者情報や地域のニュース、話題など大学のある平井に 
ついて学びました。

平井のHPを見て勉強

学外学習の感想をリポートに書き、携帯電話で
  先生に送信
最後に学生たちの感想を一部抜粋して紹介しましょう。
<落書きについて>
 ★ いたるところにあって、その多さに驚いた
 ★ ところかまわずの落書きで腹立たしく思う
 ★ 大きなのや色つきのものもあって消すのが大変だ。他人の迷惑を考えてほしい
 ★ 落書きをする人はエネルギーを向ける方向を間違っているのでは
 ★ 落書き防止には地域や家庭での取り組み、環境づくりが大切だ
以上が多数意見。 少数意見としては以下のようなものもありました
 ★ 落書きはアートと思っているので・・・・。 ただ平井の落書きは芸術性がない
<地域のホームページについて>
 ★ 通りや田んぼ、畑に空き缶などのごみが目立った
 ★ HPは不審者情報などが細かくていい
 ★ 写真や地図が載っていて分かりやすい
 ★ 山陽学園大学のページもつくってもらっていることを知ってうれしい。
    自分の写った写真も載っていた
 ★ TOPページに項目が多過ぎる。「ぜひ見て」という項目だけをTOPに。
    後は別ページにまとめてはどうか

  案内はHP委員の難波・ 写真・記事は森が担当しました。     2009年11月

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