正しい手洗いで感染予防 講座  
   すずらん交流会8月特別企画講座  
   開催場所      山陽学園大学  
  講師  山陽学園大学看護学部長 千田好子  
   平成24年8月21日(火)10:30~12:30  
一般社会人を対象とする「正しい手洗いで感染予防」講座が、山陽学園大学の地域交流企画として開催されました。 
日頃は簡単に済ませている手洗いも、意外な盲点もあって、とても洗えたとは言えないようです。 
 今回は受講生が全員、汚れた手を確認したあと、いつものとおり手洗いしたあと特殊な光でチェックし、とても洗えているとは言えない自分の手を自覚していました。手を洗うのも、それなりに意識して洗わないと目的は達せられません。
手洗いの目的と、手を洗うタイミング、正しい手洗い方法について勉強し参加者は、とても有意義な時間を過ごしました。
       
手洗いの目的     
  ○ 熱、 鼻水、咳、くしゃみ・・・。風邪の8~9割はウイルスが原因といわれています。
  ○「鼻をかむ」、「鼻を手でこする」、「くしゃみ・咳を手で覆う」この時、ウイルスが手にたくさん付きます。この手で電車の吊革や手すり、ドアノブに触れると、そこにウイルスが付着します。そこを別の人が触れ、その手で鼻や口のまわりを無意識に触れることで感染が起こります。
  ○サルモネラ菌、ぶどう球菌、病原菌大腸菌(0-157など)、ノロウイルスなどによる食中毒は、主に手の汚染によって引き起こされることが知られています。
       
手を洗うタイミング     
   外出から帰宅したとき    ☆  調理の前
   調理作業中      
    *生鮮食品を触った後(肉・魚)      
    *そのまま食べるもの(サラダ、和え物、刺身、など)の調理・盛り付け前      
  食事の前       
   トイレの後    ☆  おむつをかえた後
   掃除の後    ☆  動物・ペットに触った後
   鼻をかんだ後    ☆  手で覆って、くしゃみや咳をした時
   鼻、口、目を触る前    ☆  何らか症状がある人と接触があった後
   手袋やマスクをはずした後 など      
           
     
   
       
    山陽学園大学 
     平井学区連合町内会