山陽学園大学・山陽学園短期大学
2011(平成23)年 岡山県生涯学習大学大学院コース
分野:健康と福祉 | |
場所 | 岡山市中区平井一丁目14−1 |
月日 | 平成 23 年 9 月 14 日 (水) |
受講生 | 海吉学区、稜南学区、吉備学区、玉野学区のお方 各1人づつ |
平井学区(ホームページ作成担当者4人) その他 3人 | |
山陽学園関係 5人 公民館 1人 講師 3人 延べ20人 |
山陽学園大学・山陽学園短期大学において、上記の大学院コースが開催されました。 | |
本講座は9月12日〜16日の一週間実施され、 | |
9月14日は地元の代表者が講師を務めましたので、取材と聴講しました。 |
受 講 生 |
平井の町で学ぶ「平井ラーニング」 | |
1 | 平井学区と健康・福祉・文化について 総論 |
講師 那須和夫 (平井学区連合町内会) | |
@ | 平井のあゆみ |
昭和 6年 上道郡平井村から岡山市に編入 | |
世帯数 509 人口 2、261人 | |
昭和26年 平井小学校開校 | |
昭和44年 山陽学園短期大学開校 | |
昭和49年 コミュニティ協議会発足 | |
平成23年岡山市調べ | |
現在 世帯数 5、556 人口 12、687人 | |
A | 組織と活動の現状 |
平成18年 ふれあい安全・安心フェスタ開催 | |
平成23年 各団体との連携(縦割りをなくす) | |
B | 各団体の活動内容を理解する |
安全・安心ネットワーク 社会福祉協議会 民生児童委員会 | |
愛育委員会 交通安全協会 体育協会 など | |
C | 今後の取り組み |
防災への備え | |
(自主防災組織づくり)(災害避難場所の確保)(避難訓練の実施) | |
地域福祉 | |
(地域サロンの設立)(災害時要援護者支援台帳の活用) |
2 | 平井学区の安全・安心を守る |
講師 花岡栄太郎 (平井学区安全・安心ネットワーク) | |
@ | 安全・安心ネットワークの考え方 |
自助(まず自分で行う) 共助(地域コミュニティで支えあって行う) | |
公助(行政からサポートを受ける) | |
少子化、高齢化、核家族化、人間関係の希薄化から | |
《安全・安心な生活を脅かす》 | |
住民主体の地域づくり、顔の見える関係づくり を目指す | |
A | 地域団体の連携による効果 |
・人材不足、活動備品の共有 ・地域の課題や支えあいの情報共有 | |
・活動のマンネリ化の打開と新しい行事 | |
B | ネットワークの構成 |
行政、町内会、民生委員、愛育委員、学校・園、同PTA、 | |
交通安全協会、シルバークラブ、 | |
社会福祉協議会、ふれあい公社(地域包括支援センター)、地域ICT | |
C | 地 域 活 動 |
防犯、交通安全、防災、環境美化、地域福祉、健康づくり | |
自主防犯パトロール(青色回転灯装着車によるパトロール)、防犯講習会、 | |
不審者情報メール、登下校時の子ども見守り、子ども110番の設置推進、 | |
防犯リーダーの育成、あいさつ運動、防火パトロール、防災マップの作成、 | |
危険箇所の点検、空地・空家の見守り、高齢者・一人暮らし者の見守り |
3 | 平井すずらん交流会の活動 | 「あんしんカプセル」 一人暮らしの高齢者を見守る 病歴・持病・飲み薬 掛かり付けの医者 子弟・親族の連絡先 記入してカプセルに入れ 冷蔵庫へ保管 玄関内側と冷蔵庫扉に 標識(ラベル)を貼る 平井で300個配布 |
講師 難波多美子 (平井学区連合町内会) | ||
@ | 地域福祉活動の基本理念 | |
共に皆で支えあうこと 社会参加を支援する 社会参加を促す活動をする |
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高齢者が集うきっかけづくり(住民組織の 「すずらん交流会」の立ち上げ) |
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A | 「すずらん交流会」 | |
誰もが気軽に集える「場」である 「ふれあい交流会」開催 会費は無料(一部実費) |
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介護のこと、健康・病気のこと 困りごとなど何でも話せる | ||
講演、 料理、 簡単ストレッチ体操 病気の勉強 趣味の時間をつくる 情報の提供 |
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ボランティアの確保が必要 |
開発が進んだ我が町:平井学区 県道(岡山ー玉野線)昭和47年開通の頃は一面の水田・・・今は田んぼを探すのが大変 山陽学園大学南本館屋上から撮影 |
総合司会の渋谷教授 |
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